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DoJa Builder
Ver 2.x

 

 DoJa Builder2は、DoJa(iアプリ)アプリケーション開発ツールです。
 ※iアプリは、NTT DoCoMoの携帯電話端末上で動作するJavaアプリケーシ ョンです。

 DoJa Builder2で提供される主な機能は以下の通りです。

※1 Ver2.0.4からDoJa2.0(504i)のライブラリを使用している場合でも使用できるようになりました。
※2 Ver2.0.10からパッケージングだけを行う機能が追加されました。

 各機能の詳細は以下の通りです。

DoJaアプリケーションの新規作成

 DoJa Builder Ver1.xにおいてDoJaアプリケーションを新規作成することは少し面倒な部分がありましたが、DoJa Builder2はそのことを改善するために新規作成機能が追加されました。
 ※新規作成機能と属性編集機能を追加したことによりJ2ME Wireless Toolkit for DoJaと置き換えて使用することが可能になりました。
 ※J2ME Wireless Toolkit for DoJaとディレクトリの互換性があるため同時に使用することが可能です。

DoJaアプリケーションに指定する属性の編集

 DoJaアプリケーションの新規作成機能と同様にDoJa Builder Ver1.xにはJAMファイルに指定する属性を編集する機能がありませんでしたが、DoJa Builder2はそのことを改善するために属性編集機能が追加されました。
 ※新規作成機能と属性編集機能を追加したことによりJ2ME Wireless Toolkit for DoJaと置き換えて使用することが可能になりました。
 ※J2ME Wireless Toolkit for DoJaとディレクトリの互換性があるため同時に使用することが可能です。
 ※Ver2.0.6からはJAMファイルにユーザー定義属性を追加できる機能を追加したため、今後のDoJaのバージョンアップにも容易に対応できるようになりました!

プリプロセッサによるソースコードの条件編集機能

 DoJa Builder Ver1.x発表後、プリプロセッサ機能のご要望を頂いたため、期待に沿うべくプリプロセッサ機能を追加しました。プリプロセッサ機能に関しては説明するまでもないでしょう!
 Ver2.0.12からはJavaの行コメント付き構文でもプリプロセッサ処理ができるようになりました! この機能を使えばIDEなどの環境でも気にせずにプリプロセッサ構文を記載することができるようになり、ますます便利になります!

コンパイルオプション指定

 J2SDKのバージョンによる違いを吸収するためにはユーザーにオプションなどを指定できる選択肢を提供することが適切であると考え、javacコマンドによるコンパイル時のオプションを指定することができる様にしました。

オブファスケーターを使用したファイルの軽量化

 この機能を行うことでファイルが500バイト以上も軽くなるときがあります!ダウンロード時間の短縮、および通信費の節約に効果的!
 オブファスケーターによる最適化は、SunのJ2ME Tech Tipsでも紹介されているお勧めの方法です!

 ※Ver2.0.4からDoJa2.0(504i)のライブラリを使用している場合でも使用できるようになりました。

外部Classファイルなどのライブラリを使用した開発

 サードパーティー製などのClassファイルだけ配布されている様な外部Classファイルを使用した開発ができます。

外部エミュレータの起動

 Zentek Technologyのi-JADEを含む外部エミュレータを引数付きで起動できます。エミュレータ以外にもバッチファイルなども呼び出せます。
 ※外部から呼び出して使えるエミュレータのみ使用可。
 また、DoJa Builder2からの機能として複数のエミュレータを登録して起動することができます。この機能を利用すれば外部コマンドなどを呼び出して処理させることも可能でしょう。

ビルド後のファイルサイズ表示

 ファイルサイズに制約のある環境向けに開発を行う際に必須の機能です。

CLASSファイルとリソースファイルのパッケージング

 Ver2.0.10からはコンパイル処理なしでCLASSファイルとリソースファイルなどをパッケージング(JAR化)する機能が機能が追加されました!
 この機能を使うことでリソースファイルなどの置き換えが容易になり、コンパイルしない分時間の節約になります。

-システム要件-
 DoJa Builder2は、Microsoftの.NET Framework上で動作するアプリケーションです。そのため、Windows以外のOS上で動作はしません。

 DoJa Builder2を使用するために必要なソフトウェアは以下の通りです。

.NET FrameworkMicrosoftサイトから無料でダウンロードできます。Windows Updateなどを使用することでダウンロード可能です。今後、.NET Framework対応のソフトウェアが増えることは確実なため、インストールされていない方はこれを機にインストールすることをお勧めします。ただし、現時点ではWindows 98/ME/NT4/2000/XPのみの動作となります。

Preverify(実行前検証)ツールDoCoMoのサイトからダウンロードできるJ2ME Wireless Toolkit for DoJaに付属のツールで可。そのため、J2ME Wireless Toolkit for DoJaがインストールされていれば問題なし。

DoJaのクラスライブラリはDoCoMoのサイトからダウンロードできるJ2ME Wireless Toolkit for DoJaに付属のクラスライブラリで可。またはZentek Technologyのi-JADEに付属のライブラリで可。

ProGuardはGPLで配布されているオブファスケーターツールです。本来はClassファイルの可読性を悪くするツールなのですが、 副産物としてClassファイルを軽量化することができます。JARファイルのサイズを500バイト以上も減らせる場合もあるので、使用することをお勧めします。

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